個人が中国輸入OEMで稼ぐまでの流れ【リサーチ・発注・販売まで】
ここ数年の間で、中国輸入の中でもOEMビジネスを実践する方がかなり増えましたよね。
中国人セラーもかなりの数で参入してきていますし、もはや日本だけの競争にとどまらない状況です。
日本人や中国人セラーのレベルもどんどん上がってきていますので、生半可な知識と経験では、太刀打ちは難しくなっています。
ただし、逆に言うと、必要な知識と経験さえ積んでいけば、まだ勝てる市場でもありますので、後発組であったとしても今のうちに参入をしていくと良いと思います。
今回の記事では、初心者の方がこれから中国OEMビジネスを始めるときに、どのような流れでビジネスを進めていけば良いのか、について解説をしていきたいと思います。
↓動画でも解説をしています!
記事には書き切れていない内容なども話していますので、詳しくはこちらをご覧ください!
目次
中国輸入OEMビジネスで稼ぐまでの流れ
中国OEMビジネスといっても、オリジナル商品を開発して販売することになりますので、やることは結構あります。
細かな部分を含めると、かなりの工数にはなってきますが、今回は大まかな流れについて紹介をしたいと思います。
OEMビジネスの進め方としては、主に以下の流れとなります。
● 商品リサーチ
● 参入カテゴリー&商品の決定
● オリジナル要素の検討
● サンプル商品の購入
● 本発注
● 商品ページ作成
● 納品
● 広告運用&レビュー対策
● 市場動向チェック&各種チューニング
これでもかなり絞っているのですが、色々とありますよね。
最初のうちは、こちらの大まかな流れを把握しておくだけで良いです。
実際に進めていくと、この流れが体に染みつくようになってくるはずです。
では、順番に説明していきたいと思います。
商品リサーチ
まずは、どのような商品を作りたいのかを考えるために、Amazonの中で、色んなカテゴリーの市場規模や商品を見て、リサーチを進めていきます。
リサーチの仕方は色々とあるので、ここでは割愛しますが、最初のうちは、基本的にはAmazon内でカテゴリー別に商品を探していくと良いと思います。
市場規模のデータを読み取れるツールなどもありますので、そういったものを活用していってもOKです。
他にも、販路はAmazonだったとしても、楽天やヤフーショッピングなどの他の販路の商品を参考にしてみても良いですし、あとは、グーグルのキーワードプランナーなどで検索数などから市場のボリュームを考えてみても良いです。
リサーチの方法については、本当に様々な切り口からできますのでこれに関してはまた別の記事で紹介をしたいと思います。
参入カテゴリー&商品の決定
リサーチをした上で、Amazon内で参入したいカテゴリーと商品を決めます。
商品の決定の際には、その類似商品が月に何個売れているのかは必ず把握するようにします。
ライバルセラー商品の販売数の把握方法については、以下の記事にまとめておりますので、ご参考ください!
オリジナル要素の検討
OEMビジネスをするのであれば、自分なりのオリジナル要素を加えていった方が良いです。
ライバル商品と同じ型を使っても良いのですが、ライバルの戦略によっては、後々に太刀打ちできなくなる色々な理由があるので、同じ型を使うのはあまりオススメできません。
出来れば、ライバル商品に優位性を保てる+αの要素を考えて、オリジナル要素を検討するようにしましょう。
オリジナル要素の検討には、商品レビューやQ&Aの内容などが参考になります。
実際に商品を買われたお客様がライバル商品に対してどのような不満を持っているのか、そのポイントは改善できるものか、などを検討していくと、ライバルに勝てる商品作りに繋がります。
オリジナル要素の検討には、オンライン上で商品を見るだけでなく、実際にライバルの商品をいくつか買ってみることをオススメします。
注文して手に取ってみて初めてわかることも意外と多かったりします。
サンプル商品の購入
オリジナル要素含め、作りたい商品が決まったら、代行業者などを経由して、作ってくれる工場を探します。
商品にもよりますが、作ってくれる工場はいくつかありますので、なるべく多くの工場からサンプル品の発注をしましょう。
色んな工場からサンプル品を取り寄せたら、それぞれの工場の品質などを確認します。
商品の仕上がりや原価、最低ロット数などを総合的に検討して、本発注に向けて、工場選定をしましょう。
サンプル品の発注については、以下の記事で解説をしておりますのでご参考ください!
本発注
工場選定が終わったら、実際に本発注をします。
初心者の方で多いのが、本発注の数量が多すぎて発注が怖い、というものですが
しっかりとリサーチをしていれば間違いなく売れますので、そこは臆せずに発注しましょう。
中国輸入OEMビジネスにかかる費用やロット数については、以下の記事でまとめていますので、ご参考ください!
また、もしまだオリジナルブランドの商標権を取得していないという方は、早めに取得しましょう!
以下の記事で商標権の取得方法などについて説明をしています!
商品ページ作成
本発注をしたら、商品が届くまでに数週間はかかりますので、その間に商品ページのたたき台を作成しておきましょう。
商品が届いてから、商品ページの作成では、時間のロスが出てしまいますので、必ず事前に作るようにしておいてください。
商品画像は自分で絵コンテなどのたたき台を用意して、制作会社か外注さんに作成をお願いするとクオリティの良いものが出来上がります。
あとは、商品ページ内の説明文なども事前に考えて作っておきましょう。
ライバルのものを丸パクリはNGですが、初めのうちは売れている商品のものを参考にしながら、作ってみると良いと思います。
商品ページ作成のコツはまた別の記事で記載しますが、大事なポイントとしては、どうやったらお客さんが自分の商品を買ってくれるのかを徹底的に考えるということです。
お客さんは、何らかの「買う理由」があって、購入を決めていますので、自分の商品ページを見ながら
「ライバル商品ではなくて自分の商品をお客さんが買う理由はあるか?」
を意識しながら作成していくと良いものが出来上がってくると思います。
Amazonでの新規出品やカタログの作成方法については、以下の記事で説明しておりますので、ご参考ください!
納品
商品が日本に届いたら、Amazon内に商品ページを作成し、すぐに納品しましょう。
中国輸入ビジネスはスピードが命です。
いち早く納品を完了させて、販売態勢を整えましょう。
余談にはなりますが、以前では、Amazonに出品してからの数週間が新着期間といって、販売すればするほど、その商品のSEOがカンタンに上がっていったのですが、昨年の10月頃にAmazonのアルゴリズムが変わってからは、新着効果もかなり薄れるようになってしまいました。
ですが、新着効果はそれでも多少はありますので、納品前後は少しでも商品が売れるようにしましょう。
納品されるまでに時間がかかりそうでしたら、自社出品にして、納品されてからFBAのマルチチャネルで発送という手もありますので、そういったこともやりながら、出来るだけ販売数を稼ぐようにしていくと良いと思います。
副業などで時間的に納品作業が難しいという方は、国内の納品代行業者を利用するのもアリです。
国内のオススメの納品代行業者については、以下の記事でまとめております。
広告運用&レビュー対策
納品が完了して、販売が開始となったら、Amazonのスポンサープロダクトなどを活用して広告運用をしていきます。
ここでは具体的な内容は割愛しますが、オートターゲティングとマニュアルターゲティングを上手く組み合わせながら、キーワード別にSEOをどんどん上げていきましょう。
商品を販売開始した直後は、広告費で、場合によっては赤字になったりもしますが、長い目で見たらすぐに取り返せますので、広告は思い切ってかけていきましょう。
(ただし、商品カテゴリーによっては、広告費が相当かかるものもありますので、そこは商品リサーチ時に把握しておくと良いですね)
そして、広告運用と同時に大事なのが、レビュー対策です。
ここはかなりデリケートな内容にはなりますが、Amazonにおいては、良いレビューの有無によって販売が大きく変わってきます。
Amazonレビューの数も平均点もどちらも大事になってきますので、まずは認識だけ頂けたらと思います。
市場動向チェック&各種チューニング
商品の立ち上げ(販売開始から数週間)が終わった後も、気を抜かずに市場動向のチェックなどを行っていきます。
ライバルも色々と戦略立てて、市場に参入してきたり戦い方を変えてきたりしますので、それに応じた策を練っていきます。
広告運用に関しては、市場の変化に合わせて、キーワードや単価を見直していきます。
あとは、商品ページの内容なども、商品のコンバージョン(購入率)を分析して、どの説明文や画像が、お客様の反応が一番良いのかを把握するために、色々とチューニングしていきましょう。
まとめ
大まかな内容にはなりますが、中国輸入(OEM/ODM)ビジネスの進め方や流れについて説明をしてきました。
最初のうちは、やることが多いと感じることもあるかもしれませんが、すぐに慣れるかと思いますのでどんどん出品を重ねていきましょう!
実際のところ、やってみないと分からないこともかなり出てくるかと思いますので、経験を重ねることもかなり大事です。
もし中国輸入で分からないことなどありましたら、お気軽にご連絡を頂けたらと思いますので、その際はLINE@かお問い合わせフォームよりご連絡ください!
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ということで最後までお読みいただきありがとうございました!